Twoon Exit with αPa!

主人公「俺の親父はすごい研究者だったらしい。いくつもの賞を取ったり、ツチノコを発見したりしたらしい。"らしい"と言うのは実際親父は家に帰ってくればタダの馬鹿だったし、そんな雰囲気もしなかったからだ。だが、少しばかり憧れていた」
主人公「そんな親父は遺書を残して、死んだ」
主人公「昨晩、同じ研究所の人が知らせに来てくれた。実験に失敗して、そのまま肉体ごと燃えたらしい。とても危険な実験で、失敗したら命を落とすことは本人も分かっていたらしく、遺書を残し、俺に渡す様言ったのだ」
主人公「遺書には
　「遺産を渡す。研究室へ来い。来れば分かる」
としか書かれていなかった。」
遺書を握り締め、研究室のドアに手をかけた。
主人公「なんか病院の匂いがする。」
ガチャッ。
後ろのドアからロックする音が聞こえる。
「なっ！？」
博士「よく来た、わが息子よ」
どこかから親父の声が聞こえる。
博士「お前にワシの研究の成果を見せてやるぞ。隣の部屋にワシの可愛い子供がおる。おっと、浮気などは断じてしていないからな！母さんには言うなよ！ソイツとお前でうまく部屋を脱出してみてくれ！じゃぁ、よろしく！」
主人公「おいおい」