――気がつくと、私はその部屋の中にいた。
薄暗くて湿っぽい、四方をコンクリートの壁で囲まれた、
まるで牢獄のような部屋に。
ここはどこだろう?
あたりを見回していた私に、『声』が告げる。
『ここから出られたら、おしえてあげる』
「誰!? 私をこんな所に閉じ込めたのはあなたなの!?」
『出られたら、わかるよ。ふふふふ』
声の主は、からかうように言って、笑うだけだった......
薄暗くて湿っぽい、四方をコンクリートの壁で囲まれた、
まるで牢獄のような部屋に。
ここはどこだろう?
あたりを見回していた私に、『声』が告げる。
『ここから出られたら、おしえてあげる』
「誰!? 私をこんな所に閉じ込めたのはあなたなの!?」
『出られたら、わかるよ。ふふふふ』
声の主は、からかうように言って、笑うだけだった......
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