ゲームタイトル:
実験室
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ものかきのたまご
やっとできた~♪
ほれぐすり!
あとは、これを~
あこがれのタイガくんにかけるだけ
じゃあさっそく........................
え?なんで開かないの~!?
ガチャガチャ
ゲームタイトル:
終わりと始まり
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ふと目が覚めると、僕は暗い場所にいた。
ズキズキと頭が痛む。
昨日は......体調が悪かったので会社を早退して、
帰宅後ベッドに入ったところまで覚えてるのだが......。
ここはどこだろう? 暗くて周りがよく見えない。
――ドンッ!
何かが倒れる音がした。
立ち上がったときに何かにぶつかったようだ。
とにかく明かりをつけなければ。
僕は手探りでスイッチを探し、それをつけた。
ゲームタイトル:
探偵マックスの事件簿 番外編 探偵事務所からの脱出
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マックス:グー・・・・・・グー・・・・・・。
マックス:ふわぁ、よく寝た。・・・・・・あれ?アイコさん?
用事で出かけます。
所長がお昼寝中だったので一応鍵をかけておきますね。
それと、今日は二時から依頼人と待ち合わせでしたよね。
忘れずに行ってください。
アイコ
マックス:そうか。今日は依頼人と会う約束をしていたんだ。
マックス:ちょっと早めに行くか。
マックス:え?今、なんか変な音して・・・・・・
マックス:えぇーーーーーっ!!ドアノブ取れたぁぁぁ!!
マックス:出られなくなっちゃった・・・・・・どうしよう?
アイコさん待っていたら、依頼人との約束の時間に遅れるかも。
よし、なんとかして脱出方法を探さねば!
ゲームタイトル:
おかえり
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気づいたら、僕は見知らぬ部屋にいた。
なんだか頭が痛い。
この部屋から出なければいけない気がする。
ゲームタイトル:
10年目の約束
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?10年前?
ツヨシ:コウタ!転校するって本当か?
コウタ:うん。明日、引越しするんだ。ツヨシとももうお別れだね。
ツヨシ:そうか・・・・・・。今日の放課後、秘密基地に来いよ。
コウタ:最後の秘密基地だな。行くよ、必ず。
ツヨシ:これ。
コウタ:何?
ツヨシ:手紙。お互いに書くんだ。10年後の俺たちに。
コウタ:つまり、僕が10年後のツヨシ宛に、ツヨシが僕宛に書くってこと?
ツヨシ:そう。
コウタ:書けたよ。
ツヨシ:じゃあこの箱の中に入れよう。鍵をかけてっと。
コウタ:これ、どうするの?
ツヨシ:この秘密基地に隠しておく。
ツヨシ:10年後、またここで会おう。
コウタ:うん。
ツヨシ:約束だぞ。絶対忘れるなよ。
コウタ:忘れないよ。ずっと友達だよ。
?現在コウタ20歳?
僕たちの秘密基地は、あのころと変わらずそのままの姿でそこにあった。ツヨシはまだ来ていないようだ。
僕は子どもの頃に戻ったように、ドキドキしながら扉を開けた。
ゲームタイトル:
ブラックサンタ
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俺は泥棒。
今日はクリスマスイブ。
この格好をしていると怪しまれないんだ。
さて、今夜もひと稼ぎするかな。
ゲームタイトル:
あいつが来る!
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勇者・・・魔王を滅ぼすために国から派遣された少年。
他人の家の私物・私財を勝手に持っていく権利を与えられている。
村人1「おい!勇者はすでに隣町に来たらしいぞ」
村人2「なんだって?じゃあ、ここに来るのも時間の問題だな」
村人3「あいつ、勝手に人の家に入って、金取ってくからなぁ」
村人4「城では国宝も取られたっていう話だぞ」
村人3「あのセキュリティの高い城でも?へそくりの隠し場所変えようかな」
村人2「タンスとかツボなんかに入れといたらすぐ持ってかれるよ」
村人1「おい!勇者が来たぞ!」
村人1「ようこそラタカ村へ」
村人4「勇者様、この村には観光名所に『デラレーヌの部屋』というものがあります。一度行ってみてはいかがでしょう?」
村人4「うまくいった。あの部屋に入ればしばらくは出てこないだろう。みんな、今のうちに大事なものは隠しておけよ」
村人3「よし!・・・・・・あれ?でもあの部屋って・・・・・・」
ゲームタイトル:
これから彼女と待ち合わせ
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こないだの合コンでアドレスを交換した女の子から、昨日、メールが来た。
―――明日、会いませんか?
もちろん僕は即OK。
約束の時間まで少しあるし、脱出ゲームでもするか。
ゲームタイトル:
切り取られた日常
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久々に友人を訪ねようと思ったのは、単なる思いつきだった。
私用を終えてブラブラ歩いていると、ふと友人のアサコの顔が思い浮かんだ。
確かこの辺に住んでいたはずだ。
約束はしていないけれど、たぶんいるだろう。
てみやげにあの子の好きなケーキを買った。
アサコはマンションの7階に住んでいる。
エレベータを降りて、インターホンを押した。
―――ピンポーン
耳をすませてみたが、中からは何の音も聞こえない。
「いないのかな?」
なんとなくドアノブに触ってみた。
ドアはガチャっという音を立てて開いた。
「アサコ、いるの?」
返事がなかったが、そのまま帰る気にもならず、少しだけ部屋に入ってみた。
「アサコ?」
リビングをのぞいてみたが、彼女の姿はない。
テーブルの上には食べかけのパンが乗っており、ついさっきまでいたような雰囲気だ。
なんだか嫌な予感がする・・・・・・。
あわてて部屋を出ようとしたが、リビングのドアはまったく動かなかった。
「閉じ込められた・・・・・・」
ゲームタイトル:
BLACK BOX
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ものかきのたまご
窓の外を流れる田園風景。
毎日見ていると、癒しを通り越してつまらなくなってくる。
昨日、会社でつまらないミスをした。
女の上司にそれをねちねちと責められた。
しつこい上司のことだから、
今日も何か言われるに違いない。
本当は会社を休もうと思ったのだが、
惰性で電車に乗ってしまった。
ふと、窓の外に目を向けると、見慣れない建物があった。
黒くて四角いその建物は、大きな箱のようだ。
昨日まではなかったのに・・・・・・。
気がつくと私は、電車を降りてその建物に足を踏み入れていた。
ゲームタイトル:
100円ショップでお買物
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ものかきのたまご
何を買うんだっけ?
そうだ、メモを預かったんだった。