地図にない村を通る乗合バス
乗るのは二度目
一度目に乗ったのは村を出る時
そして今二度目のバスで
村に戻ろうとしている
過疎化が進み、もう人はいないはず
なのに毎年届く村からの手紙
とても怖い、でも・・・・
何か大切な、とても大切な
忘れ物をした気がする
私は明かりのない
朽ち果てた停車場で降りた
なぜ来てしまったのだろう
誰かに呼び寄せられたような
そんな気がする
地蔵峠
村を出る人、村に行く人の
何かに対して不安の翳りを
浮かべている苦悶地蔵
今は通る人もいないのに
目には映らない誰かが
行き交っているのだろうか
この古い線路
後もう少し
この線路沿いに歩いていけば
旧夢見駅に出る
夢見駅がある夢見村、
大切な忘れ物を残してきた私の故郷
夢見村は桜が咲く
夢見草とは桜の異名
だから・・・・
それにしても不思議な村
夏に桜の花が咲く村
夢の電車の伝説がある村
そんな村に
私は生まれ
そして出て行き
今戻ってきた
乗るのは二度目
一度目に乗ったのは村を出る時
そして今二度目のバスで
村に戻ろうとしている
過疎化が進み、もう人はいないはず
なのに毎年届く村からの手紙
とても怖い、でも・・・・
何か大切な、とても大切な
忘れ物をした気がする
私は明かりのない
朽ち果てた停車場で降りた
なぜ来てしまったのだろう
誰かに呼び寄せられたような
そんな気がする
地蔵峠
村を出る人、村に行く人の
何かに対して不安の翳りを
浮かべている苦悶地蔵
今は通る人もいないのに
目には映らない誰かが
行き交っているのだろうか
この古い線路
後もう少し
この線路沿いに歩いていけば
旧夢見駅に出る
夢見駅がある夢見村、
大切な忘れ物を残してきた私の故郷
夢見村は桜が咲く
夢見草とは桜の異名
だから・・・・
それにしても不思議な村
夏に桜の花が咲く村
夢の電車の伝説がある村
そんな村に
私は生まれ
そして出て行き
今戻ってきた
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