王子「ところで、騎士パードよ。お前、仮面の賢者についてどう思う?」
騎士(見習い)「はっ、王子。『仮面の賢者』とはわが国で最強の黒魔術師であり、国防のかなめであります」
王子「なるほど。ふむふむ」
騎士「わが国は仮面の賢者が放つ魔法によって隣国や魔物との戦いに勝利を納めており、仮面の賢者は現時点においては最重要人物であるといえます」
王子「なるほどなるほど」
騎士「・・・また、仮面の賢者は王子の護衛兼お目付け役でもあります。私を王子のお側役に推薦してくださったのも仮面の賢者様です。恐れながら、王子にとっても政治的に重要なお方です」
王子「そうだなあ。だよなあ。まずいことになっちゃったよなぁ・・・ええい、あの成り上がりの平民野郎め!やっかいごとを持ち込みよって!!」
騎士「・・・王子?」
王子「いやな、その仮面の賢者なんだが・・・今、閉じ込められてる。つか封じられてる」
騎士「・・・はぁ!?」
王子「ストレー兄様が私を呼び出してな。ある建物を一緒に視察してたのだが・・・その時にどうやら呪いをかけられたようだ。意識が途切れかけた次の瞬間、ここにいた。賢者の護符が作動して、助かったらしい。が、身代りに賢者がある部屋に封印された」
騎士「なんで王位継承争いしてる相手にのこのこ付いていくんですか我が主は!賢者様は午後には出陣なんですよ!?もう一度王子と換わってもらいなさい、王子と!」
王子「なんで私が怒られるんだ。余計なことをしたのは賢者だろう!?とにかく、賢者が戦場に出てくれないと戦況がヤバイ。つか国がヤバイ。というわけで木の賢者に賄賂を送って、封印外しのプロを異世界から呼び出した。・・・はずだ」
騎士「あああもう我が主が残念なせいで国がああああ・・・ちょっと待ってください。そのプロとやら、信用できるのですか」
王子「かなり行動や情報に制限があるらしいから、ちと不安なんだ。というわけで騎士パード、この魔方陣で賢者とつながるから、必要があればサポートしてくれ」
騎士「・・・不満不安たらたらですが、かしこまりました」
王子「うむ。頼んだぞ」
騎士(見習い)「はっ、王子。『仮面の賢者』とはわが国で最強の黒魔術師であり、国防のかなめであります」
王子「なるほど。ふむふむ」
騎士「わが国は仮面の賢者が放つ魔法によって隣国や魔物との戦いに勝利を納めており、仮面の賢者は現時点においては最重要人物であるといえます」
王子「なるほどなるほど」
騎士「・・・また、仮面の賢者は王子の護衛兼お目付け役でもあります。私を王子のお側役に推薦してくださったのも仮面の賢者様です。恐れながら、王子にとっても政治的に重要なお方です」
王子「そうだなあ。だよなあ。まずいことになっちゃったよなぁ・・・ええい、あの成り上がりの平民野郎め!やっかいごとを持ち込みよって!!」
騎士「・・・王子?」
王子「いやな、その仮面の賢者なんだが・・・今、閉じ込められてる。つか封じられてる」
騎士「・・・はぁ!?」
王子「ストレー兄様が私を呼び出してな。ある建物を一緒に視察してたのだが・・・その時にどうやら呪いをかけられたようだ。意識が途切れかけた次の瞬間、ここにいた。賢者の護符が作動して、助かったらしい。が、身代りに賢者がある部屋に封印された」
騎士「なんで王位継承争いしてる相手にのこのこ付いていくんですか我が主は!賢者様は午後には出陣なんですよ!?もう一度王子と換わってもらいなさい、王子と!」
王子「なんで私が怒られるんだ。余計なことをしたのは賢者だろう!?とにかく、賢者が戦場に出てくれないと戦況がヤバイ。つか国がヤバイ。というわけで木の賢者に賄賂を送って、封印外しのプロを異世界から呼び出した。・・・はずだ」
騎士「あああもう我が主が残念なせいで国がああああ・・・ちょっと待ってください。そのプロとやら、信用できるのですか」
王子「かなり行動や情報に制限があるらしいから、ちと不安なんだ。というわけで騎士パード、この魔方陣で賢者とつながるから、必要があればサポートしてくれ」
騎士「・・・不満不安たらたらですが、かしこまりました」
王子「うむ。頼んだぞ」
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