人生波＆粒子様制作の脱出ゲーム一覧

医社畜「やあやあ、サイボーグは便利だね。センサーを切ってしまえば麻酔も要らない。......おや、聴覚センサーはどうやって切るんだろう」

G2号「助けてN1号！銃を持ったテロリストたちが、寮に入ってきたの！！」

医社畜「まあ、音がきこえるくらいはいいか。じゃあ、キミが退社するための記憶除去手術を始めるよ」

G2号「私たちを探してる......この会社に恨みがある人間だわ！！」

医社畜「これで、キミは（株）ヤマタで犯した犯罪行為のことをすっかり忘れて、善良な消防士としてシャバに帰れる」

G2号「部屋に入ってきた！私たちだけじゃエックスさんを守り切れない......N1号、どうか応答して！」

医社畜「では、記憶除去手術を開始します」

G2号「お願い戻って来て、ニノマエ！」

「私たちは、大人になりたい」

「私たちは、大人が嫌いだ」

「私たちは、大人のバカさを知ってる」

「私たちは、大人の力を知ってる」

「私たちには、愛する大人がいる」

「私たちには、殺したい大人がいる」

「私たちは、子供のままでいたい」

「私たちは、弱いままでいたくない」

「そうして、子供たちは」

「そうして、私たちは」

「大人に、立ち向かう」

「大人に、立ち向かう」

G2号「N1号が言ってたお人好しって、アンタ？『ああ、通信をつないでいただきありがとうございます』」
G2号「アタシG2号。科学者Xの最高傑作にして最強のサイボーグよ！『私はG2号、X女史に開発された少女型サイボーグです』」
G2号「・・・・・・まあちょっと今困ったことになってるから、アンタに助けさせてあげるわ。感謝することね！『実は、今、閉じ込められていまして・・・・・・お願いです、助けてください』」

ここは私、人工無能『アナウンス』が管理する脱出ゲームの部屋です。
さあ、私に勝って脱出してください☆

「人間は、神様を欲しがる」

「人間は、神様になりたがる」

「神様、不治の病を治して」

「私は、不治の病を治したい」

「神様、戦争を止めて」

「私は、戦争を止めたい」

「神様、愛する人を、生き返らせて」

「私は、愛する人を、生き返らせたい」

「そうして、ヒトは」

「そうして、ヒトは」

「カミサマを、つくりだす」

「カミサマを、つくりだす」

N1号「聞こえるか？どこかにいるであろう誰か親切な人よ。なんというかその...助けて欲しいんだ」
N1号「私は引きこもりを部屋から引っ張り出す仕事を受けたのだが、逆に引きこもりの部屋に閉じ込められてしまったんだ...」
N1号「頼む、脱出を手伝ってくれ」

騎士「・・・この魔方陣は脱出のプロにつながっているとききました」
騎士「聞こえますか？脱出のプロとやら。今回あなたには、ツバキ様の部屋の探索を手伝って欲しいのです」
騎士「私は・・・今、エーデルワイス様の遺品を捜しています。あなたにはその手伝いをして欲しいのです・・・」
騎士「どうしても、それが必要なのです。・・・もう、デル様の遺品しか・・・ツバキ様を止めることはできないのです・・・！」

「あなたは、だれですか？」
「ぼくは、だれですか？」
「ここは、どこですか？」
「どうしてぼくは、ここにいるの？」
「だれか。これをきいているだれか」
「ぼくを、助けてください・・・」

王子「ところで、騎士パードよ。お前、仮面の賢者についてどう思う？」
騎士（見習い）「はっ、王子。『仮面の賢者』とはわが国で最強の黒魔術師であり、国防のかなめであります」
王子「なるほど。ふむふむ」
騎士「わが国は仮面の賢者が放つ魔法によって隣国や魔物との戦いに勝利を納めており、仮面の賢者は現時点においては最重要人物であるといえます」
王子「なるほどなるほど」
騎士「・・・また、仮面の賢者は王子の護衛兼お目付け役でもあります。私を王子のお側役に推薦してくださったのも仮面の賢者様です。恐れながら、王子にとっても政治的に重要なお方です」
王子「そうだなあ。だよなあ。まずいことになっちゃったよなぁ・・・ええい、あの成り上がりの平民野郎め！やっかいごとを持ち込みよって！！」
騎士「・・・王子？」
王子「いやな、その仮面の賢者なんだが・・・今、閉じ込められてる。つか封じられてる」
騎士「・・・はぁ！？」
王子「ストレー兄様が私を呼び出してな。ある建物を一緒に視察してたのだが・・・その時にどうやら呪いをかけられたようだ。意識が途切れかけた次の瞬間、ここにいた。賢者の護符が作動して、助かったらしい。が、身代りに賢者がある部屋に封印された」
騎士「なんで王位継承争いしてる相手にのこのこ付いていくんですか我が主は！賢者様は午後には出陣なんですよ！？もう一度王子と換わってもらいなさい、王子と！」
王子「なんで私が怒られるんだ。余計なことをしたのは賢者だろう！？とにかく、賢者が戦場に出てくれないと戦況がヤバイ。つか国がヤバイ。というわけで木の賢者に賄賂を送って、封印外しのプロを異世界から呼び出した。・・・はずだ」
騎士「あああもう我が主が残念なせいで国がああああ・・・ちょっと待ってください。そのプロとやら、信用できるのですか」
王子「かなり行動や情報に制限があるらしいから、ちと不安なんだ。というわけで騎士パード、この魔方陣で賢者とつながるから、必要があればサポートしてくれ」
騎士「・・・不満不安たらたらですが、かしこまりました」
王子「うむ。頼んだぞ」

『起きなさい、兵士No.-001』
『まだよく目が見えないようですね。では私の話だけ聞きなさい』
『我々は古代遺跡の中に人工知能の働きを阻害する部屋を見つけました。我々が入ることができないためん、中に何があるのか気になります』
『そこでやむをえずニンゲンを起動しました。あなたがたニンゲンは争いを好み、我々が封印するまでこの世界を破壊し続けてきたので、一部のPC・・・私たちのことですが、パーソナライズ・コンピュータはあなたの起動に反対しましたが』
『しかし私は従順なる兵士であるあなたを信頼します。あの部屋に我々PCを脅かすものが無いか確認し、もしあれば破壊してきなさい』
『我々も調査をサポートしますが、部屋に入るとNo.-001の人工知能も停止する恐れがあります。その場合はこちらからの通信および命令ができません』
『その時はNo.-001の生体部品・・・脳だけで活動してもらうことになります。少し不安ですが・・・なんとかなるでしょう。くれぐれも貴方の頭に我々の分身たる人工知能が埋まっていることをお忘れなく』
『では、調査に向かいなさい、No.-001』

女性「この脱出作戦に参加していただける
こと、まずは心より感謝いたします」
女性「あなたはこれまで数多くの密室を
脱出しまた誰かを脱出させてきたと
聞いています」
女性「・・・通信にノイズが入るのはご容赦
ください。会社の方針で、逆探知防止の
ためなんです。ですので、失礼とは承知して
おりますが、通信は発信のみで行わせて
いただきます」
女性「今回あなたに脱出させていただき
たいのは、わが社で『N1号』と
呼ばれている男性です」
女性「彼はとある部屋にて閉じ込められて
おり、なんとか彼自身で脱出させて
欲しいのです」
女性「N1号の行動記録映像が残って
いますが、ご覧になられますか？」

なんてことだ・・・。
母親が病気に倒れてしまい、急にお金が必要になった。
しかし、ギャンブル好きがたたって稼ぎはほとんど残っていない。通帳の残高は28,530円だ。
ギャンブルの神様、いるんだったら助けておくれ・・・と祈りたい気分だが、そうもしていられない。
今月末までに、なんとかして少なくとも20万円用意しなくてはならない。
お医者さんはしばらく待ってくれると言っていたが、長い療養生活になりそうなのだ。今からお金を工面しておく必要がある。
介護保険で今本業のほうは休ませてもらっている。母親の身の回りの用意は確かに大変だが、多少時間があるのは確かだ。今の内に、何かバイトでも出来ないだろうか・・・。

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ここは・・・？
うっ・・・頭がいたい・・・。
なぜこんな所で眠っているのだろう・・・？