祭の国～２ あたらしい生活

虹を渡ってたどり着いた国で生活をはじめて　一週間たったよ
いま私は　この国で出会ったナミさんの家でお世話になってる
ナミさんは親が遠くで働いているから　一人で生活してるんだって
やさしくてしっかりした人だよ
ナミさんは私にこの国のことを色々教えてくれた
この国にはどこにいても見えるくらい　すごく大きな木があって
この木のために毎日お祭りがおこなわれているんだって
この木は国を守っていて　もしここで悪いことしたら追い出されるらしい
私も気をつけなきゃ
ナミさんが働いている間
私はぶらぶらと散歩しているんだけど
それを知ってナミさんが「退屈しのぎに」って
部屋を用意してくれたよ
今度はどんな部屋かな　すごく楽しみ
よーし　それじゃあいってみよう！