Furavie2 フラビィ２

あのニュー富良野ホテルでの一件以来、俺はＫ国から常に命を狙われる生活を送っていた。
十分気をつけていたつもりだったが、あるパーティーの席の帰り道、俺は黒服を着た見知らぬ連中に囲まれてしまう・・・
しまった・・・・
そう思った時、俺は後頭部にひどい衝撃を感じて道路に倒れ込んでしまう。
俺を殴った男達は倒れた俺を囲み、手にした拳銃をスーツの内側にしまいながらＫ国の言葉で話し合っている。
その声を聞きながら俺は気を失ってしまった
どこからか聞こえてくる波の音
体に伝わってくるエンジンの振動で俺は目を覚ます
痛む頭をおさえて立ち上がりあたりを見渡すとそこは見知らぬ船の中の部屋と思われる場所だった
このままやつらの国に連れて行かれればただではすまないだろう。
絶対にここから脱出しなければならない！