3ニャンはおかあさんのお使いで、おばあちゃんのところにお菓子とぶどう酒を届けるために、森の中を歩いていました。
そこにオオカミが出てくると
「3ニャン、どこに行くんだい?」
と声をかけます。
「おばあちゃんのところにお菓子とワインを届けるニャ」
と、3ニャンが答えると
「だったら、きれいなお花も摘んでいったらどうだい?おばあちゃんも喜ぶと思うよ」
3ニャンが周りを見渡すと、森の中にはきれいなお花がいっぱい咲いています。
「そうニャ!おばあちゃんにお花を摘んでいってあげるニャ!」
3ニャンはきれいなお花を沢山摘みはじめました。
オオカミは先回りしておばあちゃんの家に行くと、ベッドで寝ているおばあちゃんをひと飲みにして、代わりにおばあちゃんの格好をしてベッドに横になりました。
3ニャンはおばあちゃんの家に着くと、おばあちゃんの枕元に行き
「おばあちゃんじゃないみたいだニャ・・・」
とつぶやきます。
「何を言ってるんだい、わたしゃ、3ニャンのおばあちゃんだよ」
おばあちゃんに化けたオオカミは答えます。
「だったら、どうしておばあちゃんの耳はそんなに大きいニャ?」
と3ニャンが聞きました。
「おまえたちの声が良く聞こえるようにだよ」
おばあちゃんに化けたオオカミが答えます。
「どうしておばあちゃんのおめめはそんなに大きいニャ?」
「おまえたちのことが良く見えるようにだよ」
「おばあちゃんのお口はどうしてそんなに大きいニャ?」
「おまえたちのことを・・・」
オオカミがそこまで言った時でした。
3ニャンはぶどう酒の瓶を取り出すと
「おばあちゃんだったらこれを一気に飲んでみるニャン。おばあちゃんなら飲めるはずだニャ!」
と、ぶどう酒のビンをオオカミに差し出しました。
「そんなことは簡単さ。まぁ、見ていなさい」
オオカミは3ニャンからぶどう酒の瓶を受け取ると一気に飲み干しました。
「これでどうだい?」
そう言うと、オオカミは酔っぱらって寝てしまいました。
3ニャンが良く顔を見ると、やっぱりベッドで寝ているのは、おばあちゃんではなくオオカミでした。
3ニャンはオオカミが寝ている間に助けを呼びに行こうとしましたが、ドアが開きません。
さぁ、大変!
オオカミの目が覚める前に、早く脱出しなければ・・・。
そこにオオカミが出てくると
「3ニャン、どこに行くんだい?」
と声をかけます。
「おばあちゃんのところにお菓子とワインを届けるニャ」
と、3ニャンが答えると
「だったら、きれいなお花も摘んでいったらどうだい?おばあちゃんも喜ぶと思うよ」
3ニャンが周りを見渡すと、森の中にはきれいなお花がいっぱい咲いています。
「そうニャ!おばあちゃんにお花を摘んでいってあげるニャ!」
3ニャンはきれいなお花を沢山摘みはじめました。
オオカミは先回りしておばあちゃんの家に行くと、ベッドで寝ているおばあちゃんをひと飲みにして、代わりにおばあちゃんの格好をしてベッドに横になりました。
3ニャンはおばあちゃんの家に着くと、おばあちゃんの枕元に行き
「おばあちゃんじゃないみたいだニャ・・・」
とつぶやきます。
「何を言ってるんだい、わたしゃ、3ニャンのおばあちゃんだよ」
おばあちゃんに化けたオオカミは答えます。
「だったら、どうしておばあちゃんの耳はそんなに大きいニャ?」
と3ニャンが聞きました。
「おまえたちの声が良く聞こえるようにだよ」
おばあちゃんに化けたオオカミが答えます。
「どうしておばあちゃんのおめめはそんなに大きいニャ?」
「おまえたちのことが良く見えるようにだよ」
「おばあちゃんのお口はどうしてそんなに大きいニャ?」
「おまえたちのことを・・・」
オオカミがそこまで言った時でした。
3ニャンはぶどう酒の瓶を取り出すと
「おばあちゃんだったらこれを一気に飲んでみるニャン。おばあちゃんなら飲めるはずだニャ!」
と、ぶどう酒のビンをオオカミに差し出しました。
「そんなことは簡単さ。まぁ、見ていなさい」
オオカミは3ニャンからぶどう酒の瓶を受け取ると一気に飲み干しました。
「これでどうだい?」
そう言うと、オオカミは酔っぱらって寝てしまいました。
3ニャンが良く顔を見ると、やっぱりベッドで寝ているのは、おばあちゃんではなくオオカミでした。
3ニャンはオオカミが寝ている間に助けを呼びに行こうとしましたが、ドアが開きません。
さぁ、大変!
オオカミの目が覚める前に、早く脱出しなければ・・・。
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